​関節リウマチ

関節リウマチは原因不明の免疫異常により主に手、足の関節の中にある滑膜に炎症が起こり、関節のこわばり、痛みと腫れを主症状とする病気です。
滑膜の炎症が続くと次第に関節の軟骨や骨の破壊が起こり、関節の変形が進み各関節の機能障害を引き起こします。
また、リウマチ性多発筋痛症や反応性関節炎などのリウマチ類縁疾患、加齢に伴う変形性関節症などを鑑別疾患として考慮する必要があります。

​主な症状

  • 朝起きた時に、「身体がだるい」、「手が腫れぼったい」、「手が完全に握れない」などのこわばり症状がある。

  • 手、足、肩、肘、膝などに腫れや痛みが、数週間から数ヶ月持続する。(手首や手指の第2、3関節に症状が出ることが多いです。)

  • 複数の関節に、腫れ・発赤・熱感・痛みを認める。

  • 左右対称性に症状が出現しやすい。

​膠原病

膠原病とは、免疫力・抵抗力に異常をきたし全身のあらゆる臓器に慢性的な炎症を引き起こす疾患群の総称です。本来は自分の身体を守る働きをする免疫能が自分自身の臓器を攻撃する異常な免疫反応が起こることから、「自己免疫疾患」とも呼ばれます。関節リウマチは比較的発症される方が多く、膠原病の代表的な疾患と言われています。
当院では関節リウマチを主に診ておりますが、全身性エリテマトーデス、強皮症、混合性結合組織病、多発性/皮膚筋炎、血管炎症候群、シェーグレン症候群、ベーチェット病、成人型スチル病、リウマチ性多発筋痛症などの膠原病についても診療にあたっています。診断の際や病気の状態が落ち着かない場合には大学病院などの医療機関とも連携し治療や検査を行っていく場合があります。